想い出がいっぱい残っている恵山温泉旅館(旧:原田温泉)

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函館から車で1時間20分で行ける恵山温泉旅館(旧:原田温泉)。津軽海峡を望む渡島半島の南東端にあり霊峰恵山(618m)の山腹に位置。昭和7年(1932年)の開業以来、源泉は一切手を加えることなく、一貫してかけ流しにしている。泉質は強酸性泉で特に皮膚病に効果があるが石鹸は効かない。温泉の色は強酸性の赤褐色で殺菌力が強い。また山頂には三等三角点(点名「恵山」)が設置され、恵山道立自然公園に指定されている。他にも新日本百名山や北海道百名山そして北海道の百名山に選定されている。また恵山は活火山で、新第三紀緑色凝灰岩層を基盤に外輪山熔岩と円頂丘熔岩で二重式の火山。地熱や噴気などの影響で、山腹中部から上部では植生が乏しく、赤茶けたの地肌が露出しており、荒々しい山容や溶岩の様から古くから信仰の対象となっており、恐山と並ぶ霊場になっている。

 約2.5kmのパイプで4km離れた旅館に運んでいる源泉

温泉旅館(旧:原田温泉)は、先代が(現在三代目)が掘削し、地獄谷の源泉にパイプを通し。泉質は火山特有の酸性濃度が強く、パイプから湯を引いているため湯温は40℃前後と少し低め。またアルカリ性の石鹸は泡がまったく立たないほどの強酸性。phは2.1で無色無臭無透明で、特にアトピー性皮膚炎などの皮膚病に効果があり、また切傷には治りも早いと好評。この効能を求めて訪れる方も多い、知る人ぞ知る名湯。安政年間から続く医者の家系を継いでいる函館の深瀬先生曰く「患者あっての医者、患者に精神的安らぎを与えるのが医者の役目・・・・・・」と云うのがモットー。温泉は強酸性の赤褐色して、殺菌力が強い。

 日本国内最大の涅槃像が横たわっていた

平成元年(1989年)に、リゾート施設「恵山モンテローザ」のモニュメントとして1億7000万円もかけて造られた涅槃像は、全長45m長さ11mで日本国内最大だった。台座部分は19枚の細かいレリーフが彫られており、釈迦が誕生してから入滅するまでの故事来歴刻まれていた。こんな所にも巨額が投じられたと思われ、涅槃像から少しはなれた場所には、像設立の由来と聖徳太子について書かれた石碑もあった。しかしバブル景気終焉後の平成10年(1998年)に恵山モンテローザが閉鎖され、涅槃像は野ざらしとなった。1時は涅槃像は恵山町によって管理されていたが、平成15年(2003年)に札幌の佛願寺が1400万円で購入。解体された札幌へ運ばれた。平成20年(2008年)に復元された。

 気を許せる仲間たちとは、何をやっても面白い年頃だった

この温泉も若きの想い出が残る温泉だ。当時は何かあるとこじつけるような理由で、この温泉宿に泊まり掛けで来たものだ。宿代はあまり覚えていないが、いずれにしても安かったと思うし、当たり前の料金ではな買った。一部屋に何人も雑魚寝をするスタイル。当時の建物はハッキリ覚えていないが、豪華な宿ではなかった。そして食事も良くなかったと思う。もちろん当たり前の料金なら多分もっといい食事ができたと思う。またこの宿には我々とあまり年が変わらない娘さんが、二人か三人いたのはずだ、何しろふるい想い出なので、顔や年も忘れてしまっている。その娘さんたちと夜中まで、騒いでいたのは今でもしっかり覚えている。

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